多くの親御さんは、
焦っていらっしゃいます。
かたや、
ひきこもり当事者さんの変化は
非常にゆっくりです。
その回復の道のり(リカバリーストーリー)は、
波を描き良くなったり悪くなったりして
良くなっていきます。
親御さんにとっては、
もどかしくてたまらない道のりであり、
当事者にとっては、
先の見えない、計画が立たない道のりです。
私たちピアサポーターの役割は
どこにあるでしょうか?
親御さんやひきこもり当事者さんを、
孤独にしないこと。
波のあるその道のりを、
一緒に歩くことにあると思います。
調子が良くなれば嬉しいし、
再び調子が落ちると
気持ちも落ち込みます。
思い通りにならない我が子。
思い通りにならない自分。
でも、ピアサポーターは、
そもそも思い通りにしようという思いがありません。
ただ、その状況を受け入れて、
つらい気持ちに耳を傾けて、
その気持ちを共有します。
すると、不思議なことに、
利用者さんたちは気を取り直します。
どうしてなのでしょうか?
孤独感から解放されるからと、
私たちは考えています。
掲げた基本理念がどれほど大切なことかを、
あらためて思う今日この頃です。
私たちはあなたを
ひとりぼっちにしません。
共に歩きましょう。
今日も空が綺麗です。
訪問相談事業さくらんぼ会
埼玉県北本市を中心に活動している 「訪問相談事業さくらんぼ会」です。ピアサポートアウトリーチの活動をしています。 私たちの考え方を書いています。
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