どんな人が訪問するの?

さくらんぼ会のスタッフは、

自身もかつて引きこもりや心の葛藤を経験してきた仲間です。

その痛みや戸惑いを知っているからこそ、

同じ立場の方にそっと寄り添うことができます。

私たちは誰かを支えることで、自分自身の心も少しずつ癒やし、

ともに歩んでいける場づくりを目指しています。


ピアとは仲間のことです。
多くは同じ経験をしたもの同士という意味で、ここでは、「同じ病気や特性を持つもの同士」という意味で「ピア」という言葉を使っています。

「ピアサポート」は仲間同士の助け合いの事を言います。

さくらんぼ会のピアサポーターは、お宅に訪問してこのピアサポートの場を作ろうと言うのです。

お話しに耳を傾けて、暖かい受容と共感を示し、その大変さや辛さを共有します。

「わかるよ。私もそうだったから」

当事者さんと、言葉以上に経験で共有できる気持ちがあります。

この時大切になるのが、「リカバリー思考」です。リカバリーとは、回復を意味します。
でも、病気になる前の全く問題のなかった状態に戻ることではありません。
リカバリーとは、たとえ病気や障害などの困難を抱えていても、自分らしい、希望と目標のある、新しい人生を切り開いていくことです。この過程においては、上がり下りの波がありますが、その波こそが、ストーリーとなっていきます。
お宅に訪問するピアサポーターは、この「リカバリーストーリー」を持っています。
その「リカバリーストーリー」は、障がい当事者を抱えたご家族と、障がい当事者さんの希望となり、今まさにセルフスティグマのさなかにある当事者さんの、リカバリーを促進します。

はじめましての瞬間から、
リカバリーストーリーが始まります。
だから、出会いたいのです。
出会うことに、意味があります。

私たちは

ご家族と障がい当事者さんの

リカバリーを

信じています。

ピアサポーターは、
上尾市、鴻巣保健所主催の
「ピアサポート講座」
「ピアサポーター養成講座」を
受講し、修了しています。