障がいを持ちながら地域で生きるということ

私の経験で恐縮なのですが

障がいをもちながら、地域で生活していると

なぜか、隠れたい気持ちに

囚われることがあります。

ごみ出しのルールだけ守って

ここで生きている私が障がい者であることに

地域の人に気づかれないように。

すれ違う時に挨拶してれば

いじめられることもないだろうと。

でも、そうして隠れていると

いつの間にか地域から切り離されてしまうのです。

そして、自分が切り離されていることに

気付けないのです。


そんな私が自分の障がいをオープンにして

「ピアサポーターです」と言って

地域に繋がり始めると

意外とみなさん

話しを聴いてくれます。

私は障がい者を代表しているわけでも

何でもない人間なのですが

思っていたほど世間は怖いものではなくて、

いじめられるというのも、

私の思い込みだったことに

気付きます。


もしかしたら、

私がそうだったように

地域で隠れるように生活している人が

身近にいるのかもしれません。


その人は仲間です。

繋がって共に生きよう。


隠れなくても大丈夫。

誰もあなたを傷つけない。

繋がって共に生きよう。


みんながそんな気持ちになってくれたら

誰も切り離されない地域社会を

創っていくことができるのかもしれない。

そう思います。





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訪問相談事業さくらんぼ会

埼玉県北本市を中心に活動している 「訪問相談事業さくらんぼ会」です。ピアサポートアウトリーチの活動をしています。 私たちの考え方を書いています。